書く前から気乗りしない…。
この記事がもし拡散されたら、僕が楽しみなあの希少なトマトが食べられなくなるからだ…。
ん~~…。
悩む…。
だが、ここは意を決して、トマトが嫌いな全世界20億人(適当)のために!!
オラは書く!!
トマトと言えば野菜の王様感がハンパないですね。
「野菜不足だな~」と思ったときに、何となく「トマト食っとけば良くね?」みたいな流れアリますよね。
好きな野菜ランキング、嫌いな野菜ランキング、どちらにも上位に入るあたり大御所感が漂います。
そう言えば、ある週刊誌のアンケートで好きなタレント、嫌いなタレントどちらのトップもキムタクだったな。
そう、トマトは野菜会のキムタクです!!(言いたいだけ)。
かく云う我が家の子どもたちも野菜全般食べません…。
ピーマンやニンジンを細かく刻んでチャーハンに入れるものの、きれいに寄せ分けられ玉砕…。
ホウレンソウやジャガイモをスープに混ぜるも、水分と塩分のみ摂取で玉砕…。
白米、肉、肉、白米、肉、白米、スープ、肉、肉、さくらんぼ、肉…。(この間、まるで工場勤務20年のベテラン作業員のような手つきで野菜だけがキレイに寄せ分けられていく)。
我が家の3歳児と1歳児はこのままだと、確実に栄養バランスが偏っていく!!
諦めかけた、、、その時…。
食っとるやないかーーーい!!!
なんと、嫁が食べていたトマトを奪って食べとる!!!
これまで絶対、トマトなんか食べなかった我が子たちが…。
食べとる!!!
まるでブルー〇リーのように、「早くトマトのヘタを取れ!!」と嫁に命令しとる!!
すげー。なんだこのトマト!!
モシャ、モシャと我が子たちが競うように食べるトマトを横取りムサボル…。
「なんだ、このトマトは…。ってか、これ。トマトか!!!!」
「甘みの中に酸味がわずかに感じられ、ハリのある皮の食感。みずみずしさの中にほのかに土の香りが…。」
うまい!!!!
これは調べるしかない!!
情報を頼りに、たどりついたのは田中農園さん。
場所をお伝えしたいところだが、トマト泥棒が出る可能性があるのでやめとこう。。。
広大な敷地にしっかり整備されたビニルハウス。
ト、トマトの巨大プラントだーーーーーー!!!!
ここで夜な夜な、あの激うまトマトが栽培されていたとは…。
「さーーーせん、誰かいますかー!?」
広大な研究所…もとい、トマトプラントにこだまする声…。
ふと、トマトジャングルの中を近づいてくる影…。
「おい!お前は誰だ!誰の許可で撮影してんだ!!!!」
という、勝手なイメージとは裏腹に。
「どうも~~~。こんちは~~~」。
と、出てきたのが、園主の田中博道(タナカヒロミチ)さん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャラい。。。
なんだ、このユルユルでチャラチャラな雰囲気は。。。
気を取り直してインタビューを。。。
あの激うまトマトをつくってるのはあなたですか?(ネ)
そうだよ~~。うまいでしょ??あれね。冬越ししたトマトなんだよ~~!(タ)
ふ、冬越し!?トマトって夏野菜じゃないんです?なんであんなにうまいんでしょ?(ネ)
寒締めホウレンソウってあるよね~?あれと同じで寒さにわざとさらして甘くするんだ~~。トマトだけでなく野菜全般に、厳しい環境ほど生き残ろうと体力(栄養分)を蓄えるんだ~~。冬の寒さに耐えて甘くなるのさ。厳しい環境をつくるため水分もギリギリまで減らしてるよ~~。(タ)
「やばい。。。チャラい上に、ドSだ…」。(ネ)
そ、それってつくるの大変じゃないんですか?管理とか(ネ)
めちゃくちゃ大変だよ~~。毎日、気温とか室温管理して、病気が出てないかチェックして、農薬も使ってないから、一個一個見て回らなきゃいけないしね~~。(タ)
「なんだ。。。ツンデレかよ。。。」。(ネ)
あんなトマトはじめて食べました。正直…驚きました。チャラいと思ってましたけど、すごい農家さんだったんですね?(ネ)
え?チャラい??そんなことないよ。真面目そのものでしょうでしょ?こんなに愛情注いでるんだから。トマトは普通の中玉なんだけどね~~。食べるとみんな、驚くよ~~。(タ)
トマトの概念が崩れました。田中さんは毎日食べられるからいいですね~~。(ネ)
ははは。俺はそんなに食べないよ~~。野菜嫌いだから。野菜は毎日麦を飲んでいるので。ははは。(チャ)
「やっぱ。。。チャラいじゃん。。。」
田中さんがチャラいかどうかは別にして、この激うまトマト。入手困難とのこと!!
販売期間は7中旬。運が良ければ南部町のチェリーセンターさんやファームビレッジさん、ほかにも八戸の館鼻朝市やサンデー根城店さんの中にる「やまはるや」さんで出会うことができるそうです。
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